「よし、新NISAで積立投資を始めるぞ!」と意気込んだはいいものの、気づけば思わぬ落とし穴にはまってしまう人は少なくありません。ここでは、初心者がついやりがちな失敗を5つ紹介します。もし当てはまっていたら、今日からでも軌道修正していきましょう。
1. 証券口座を悩みすぎて中々始められない
「SBI?楽天?マネックス?いや、やっぱりSBIかな…」と調べているうちに3カ月経過。結局まだ積立が始められていない――そんな人、意外と多いです。
証券口座はもちろん大事ですが、どこを選んでも主要ネット証券なら手数料も商品も大差ありません。大事なのは「早く始めること」。投資の世界では「時間」が最大の武器です。口座選びで悩むくらいなら、パッと開設してスタートするのが正解です。
2. インデックスファンドの意味が分からず、結局個別株を始める
「インデックス=平均でしょ?なんかつまらなそう」
「せっかく投資するなら、夢のある個別株で一発当てたい!」
気持ちは分かります。僕も最初はそう思いました。でもインデックス投資は“世界経済の平均点を取る”戦略。派手さはありませんが、長期的には“平均点を積み重ねる”ことが最強の戦略だったりします。
個別株はもちろん楽しいし勉強になります。ただし、資産形成の土台はインデックスで固めてから。寄り道しすぎると「結局インデックスに戻ってきた」なんて人も多いんです。
3. SNSやYouTubeの情報に振り回される
今の時代、投資の情報はあふれています。
「次はAI関連株が来る!」
「いや、ゴールドだ!」
「今こそ米国株からインド株へ!」
もちろん有益な発信者も多いですが、結局は「情報の洪水」におぼれてしまい、方向性を見失うことがあります。僕自身、このブログでは“身内に同じことを説明できるか”を基準にしています。
最終的に投資判断を下すのは自分。情報は参考にするけど、鵜呑みにしない。このスタンスが大事です。
4. 暴落時に焦って売却してしまう
「大丈夫、暴落しても売らない!」と心に決めていても、実際に相場が急落すると世界中がネガティブニュースで埋め尽くされます。リーマンショック、コロナショックのときもそうでした。
「まだ下がるかも」
「このまま資産が半分になるのでは…」
そんな恐怖に耐えられず、つい売却ボタンを押してしまうんです。
でも本当に怖いのは「暴落そのもの」より「暴落時に投資をやめること」。むしろ暴落は安く仕込むチャンスです。パニックではなく、冷静に続けることが大切です。
5. 含み益が出た瞬間に売ってしまう
「お!今プラス20万円だ!これ売ったら家族旅行に行けるじゃん!」
投資をしていると、そんな誘惑に何度も襲われます。でもよく考えてみてください。売ったお金で結局また同じファンドを買うなら、手間も税金もかかるだけ。長期投資では「売らずに持ち続ける」が鉄則です。
もちろん一部利益確定するのも戦略ですが、「小さな含み益」で満足してしまうと、複利の力を活かせません。「どうせまた買うなら、そのまま持っておこう」。このくらい鈍感な方が、投資はうまくいくものです。
まとめ
新NISAの積立投資でありがちな失敗は――
- 証券口座を悩みすぎて中々始められない
- インデックスが理解できず個別株に走る
- SNSやYouTubeの情報に振り回される
- 暴落時に焦って売却してしまう
- 含み益が出た瞬間に売ってしまう
どれも初心者がハマりやすい落とし穴です。でも、意識しておくだけで避けられるものばかり。大事なのは「シンプルに、淡々と、続ける」こと。投資は一発勝負ではなく、長いマラソンです。
「悩むより始める」「焦るより続ける」。この2つを意識すれば、新NISAはきっとあなたの強い味方になってくれるはずです。
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最後に一言。投資は自己責任が基本です。このブログは私の思考のアウトプット。皆さんもよく考えて、楽しく賢く資産運用してください!
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