今日、日経平均株価が史上最高値を更新しました。終値は43,378円台。ニュース速報で見て「おぉ」とは思いましたが、インデックス投資家の私としては、そこで感情が爆発するわけでもなく、静かにチャートを眺めて終わり。なぜなら、私は積立投資をしていて、相場が上がっても売る予定はないからです。
むしろ、頭の中では「このまま上がり続けるわけじゃない。どこかで下がるだろうし、そのときに余剰資金を入れればいいんだよな…」と、次の“下げ待ちモード”に入ってしまいます。これは多分、長く積立を続けてきた人に共通する癖だと思います。
ただ、面白いのは、この感覚が日常のある場面とすごく似ていること。
例えば――家族が帰省して、自分だけ家に残った休日。
せっかくの一人時間だから「何か特別なことをしよう!」と最初は考えるけれど、結局は家で一人、いつも通り晩酌して終わる。そんな経験、ありませんか?
投資も同じです。
最高値更新という「特別なイベント」が来ても、「よし、今すぐ売って大儲け!」とはならず、いつもの積立を淡々と続ける。もちろん、余剰資金を突っ込むチャンスがあれば動きますが、それはあくまで“条件が揃ったとき”。一人時間に外出するのも、「天気がいい」「行きたい店がある」「気分が乗る」…そんな条件が揃ったときだけです。
そして条件が揃わなければ、
投資家は積立を続け、
私は晩酌を続ける。
不思議なことに、この“条件待ち”の姿勢は、どちらにも安心感をくれます。
「何もしてない」ように見えて、実は自分のペースを守っている。焦らず、慌てず、長く続けられる方法を選んでいる。そう考えると、積立投資も一人時間も、どちらも悪くない選択だと思えてきます。
それに、最高値は悪いニュースではありません。むしろ「株式市場は長期的に成長する」という仮説を裏付ける一コマ。過去にもリーマンショックやコロナショックのような大きな下げがありましたが、それを乗り越えてまた高値を更新している。これを目の当たりにすると、長期投資の道を選んだ自分の判断も少しだけ信じられるようになります。
もちろん、この先また下がる局面は来るでしょう。
そのとき、もし余剰資金があれば「買い時かも」と思えるはず。
でもその瞬間もまた、「いや、もっと下がるかも」と考えて結局動かない可能性も…(笑)
結局のところ、積立投資も一人晩酌も、私にとっては“変わらない日常”の一部。
そして、それが長く続けられる秘訣なのかもしれません。
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最後に一言。投資は自己責任が基本です。このブログは私の思考のアウトプット。皆さんもよく考えて、楽しく賢く資産運用してください!
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