「まじっすか!」が変える、日本のお金事情
最近、「投資で年利7%はすごい!」とか「住宅ローン金利が2%上がったらヤバい!」という会話が増えている。しかし、もっと大切なのは、「まじっすか!」という感情を込めて今の時代の流れをしっかりキャッチすることだ。
英フィナンシャル・タイムズが提唱した「Great Unsticking」とは、日本のお金の流れや家計行動が、30年以上動かなかった壁をようやく突き破り、動き始めた瞬間のことを指す。
Great Unstickingとは?
簡単に言うと、
- 長らく「預金が最強!」と固まっていた日本人のマネー行動が、
- 新しい金融制度や政策の変化によって、
- だんだん「投資が普通の選択肢」になってきた、
そんな静かな革命である。
資産運用を始める人が増え、この大きな流れの先頭を走っている。
インフレ時代における「1億円」のリアルな価値
「55歳で1億円をためてFIRE」という目標も、インフレが続くと実は将来、今の6,000万〜7,000万円程度の価値しかない可能性がある。
例えば、毎年2.5%のインフレが15年続くと、
1億円 ÷ (1.025^15) ≈ 6,900万円
となり、実質的な購買力が大きく目減りしてしまう。
どう対応すべきか?
インフレに負けないFIREを目指すためには、
- お金の額面ではなく「実質的な価値」を目標に設定すること
- インフレ率を上回るリターンを狙った運用設計(5%以上が現実的)
- 収入源を複数持ち、リスクを分散すること
- 消費も未来価値が高いものに重点を置く(自己投資や教育など)
まとめ:動かして育てるお金の時代へ
日本人は「貯金好き」というイメージが強いが、「Great Unsticking」の時代は、「動かさなければ損するお金」へと変わってきている。
お金の価値がインフレで下がる一方、投資や副業、スキルアップで「価値を守り増やす」ことが必須の時代だ。
これからもお金の動きにアンテナを張り、しっかりと未来の資産形成を考えていきたい。
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