「55歳でFIRE(早期リタイア)したい」——そんな夢を持つ人は少なくありません。
しかし、実際に生活していくには毎月どれくらいのお金を使えるのか、気になりますよね。
今回は、最新のAIを使ってシミュレーションを行い、55歳で1億円の資産がある場合に、90歳まで資産を残しながらゆとりある生活を送るための毎月の生活費を算出しました。
AIが計算!生活費は毎月いくらまで使える?
今回のシミュレーションの前提は以下の通りです。
- 55歳で資産1億円をスタート
- 年利4.5%で資産を運用(複利計算)
- 65歳から年金を受給(月16万円を想定)
- 生活費は毎月一定額で使い続ける
- 90歳時点で最低500万円の資産を残す
この条件でAIに逆算してもらった結果、
▶︎毎月使える生活費は約56万円まで可能
というかなりゆとりのある数字が出ました。
日本の老夫婦平均支出と比べてみると?
では、この56万円という数字は多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?
総務省の家計調査によると、60歳以上の夫婦無職世帯の消費支出はおよそ月25万円前後。
これはあくまで消費支出であり、住宅ローンや医療費、娯楽費などが含まれたり含まれなかったりしますが、ざっくり言うと、平均的な老夫婦の生活費は25万円程度と考えられます。
つまり、今回のAIシミュレーションで算出された56万円は、平均の約2倍以上。
この差額は、旅行や外食、趣味、孫へのプレゼント、健康管理のための支出など、
「ちょっと贅沢」な生活や「心の豊かさ」を追求できる余裕として見ることができます。
生活費50万円ならもっと安心!未来のゆとりある生活
もちろん運用利回りが変動したり、生活費も常に一定とは限りません。
保守的に月50万円と考えても、資産が90歳まで枯渇せず安心して暮らせるラインです。
また、2カ月に1回の旅行や孫と外食、必要なもののプレゼントも十分に楽しめる金額感。
インフレや予期せぬ出費にどう備える?
ただし今回のシミュレーションは「インフレなし」「医療費や介護費は一定」といった前提で行っています。
実際には物価上昇や突発的な医療費増加もあり得るため、常に最新の資産状況を見ながら、
- 資産配分の見直し
- 支出の調整
- 収入源の確保(副業や年金の見直し)
を検討する必要があります。
AIの計算はあくまで未来予測の一つのモデルとして捉え、
現実の変化に柔軟に対応する姿勢がFIRE生活を長続きさせる秘訣です。
AIシミュレーションから学ぶ、FIRE生活の本質
今回のAIによるシミュレーションは、数字の裏側にある「自分らしい豊かな暮らし」を具体的にイメージするための強力なツールです。
単に資産を増やすだけでなく、どんな生活を送りたいのか、どんな楽しみを優先したいのか、そうしたビジョンを持つことが何より重要。
数字を味方につけ、夢を描きながら資産形成を進めることで、
ストレスの少ないFIRE生活が現実味を帯びてきます。
まとめ:夢を描きながらゆとりあるFIREを目指そう
- 55歳で1億円資産があれば、月56万円の生活費が理論上は可能
- 日本の老夫婦の平均支出は約25万円なので、ゆとりある生活ができる
- インフレや医療費増加などのリスクは常に意識し、柔軟な対応を
- AIシミュレーションはあくまで道しるべ、実際の生活は変化に強く臨機応変に
- 何より「自分らしい豊かな生活」を思い描くことが成功の鍵
未来の自分と家族の笑顔を思い浮かべながら、毎日の資産運用や生活設計を楽しみましょう!
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最後に一言。投資は自己責任が基本です。このブログは私の思考のアウトプット。皆さんもよく考えて、楽しく賢く資産運用してください!
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