投資は”始め方”より”終わり方”が難しい

FIRE

老後、どんなふうに暮らしたいか——最近ふと考えるようになった。

僕が理想とするのは、家族とゆっくり過ごす日々。
たまに子どもや孫と会って、ご飯に連れていってあげられたら、それだけでけっこう幸せかもしれない。

でも、そんな時間を叶えるには「資産を増やす」だけじゃ足りない。
ちゃんと「使える」ことも大事だし、「うまく終わらせる」ことも考えなきゃいけない。


貯めたお金、どう使う?どう残す?

現時点では、子どもに資産を残すかどうかは正直まだ分からない。
その時の子どもの状況次第だし、無理に遺す必要もないとも思ってる。

ただ、残したくなったときに残せるように。
使いたいときに使えるように。

そんな“柔軟に動かせる状態”にはしておきたいなと感じている。


老後に必要なお金って、どれくらい?

毎月30万円くらいあれば、安心して暮らせそうな気がしてる。
もし50万円あれば、けっこう贅沢もできるはず。

でも、いくら必要かって、正解はたぶんない。
家族構成、健康状態、趣味、住む場所…条件によって全然変わってくる。

ただ、ざっくりでも金額感があると、資産の「出口戦略」もイメージしやすくなる。


僕が取り崩しを始めたい年齢

投資を始めた頃からずっと考えているのが、55歳でのFIRE。
その時点で資産がある程度できていれば、取り崩しもスタートしたいと思ってる。

とはいえ、そこに至るまでに“何に使うか”をしっかりイメージしておかないと、
取り崩すどころか、使えずに抱えたまま…なんてこともあり得る。


老後の心配ごと

将来の不安って、意外と「増やすこと」より「失うこと」にあると思う。

たとえば詐欺。
いくら頑張って増やしても、悪い人にうまく言いくるめられて一発アウト…なんて話もある。

税金も怖い。思ってたより取られて「え、こんなに!?」っていうのもあるある。

でも、一番怖いのは「ボケて資産を動かせなくなること」だと思う。
認知症になったら、口座が凍結されて、家族でも勝手に引き出せなくなるケースもあるらしい。


誰に任せる?

将来、自分で判断できなくなったとき、誰に資産管理を任せるか。

できれば子どもに任せたいけど、そこは“マネーリテラシー次第”。
ちゃんと信頼できるよう育ってくれてたらうれしい。
でも正直、まだまだ未知数だし、いまのところ何の準備もしていない。


投資のゴールってなんだろう?

資産運用のゴールって「1億円達成!」とかじゃないと思ってる。
僕にとってのゴールは、「思い出をいっぱい作ること」。

家族との時間、友達との再会、のんびりした朝のコーヒー。そういう“お金で買える体験”をちゃんと味わえてるか。

結局のところ、お金は手段。
どう使うか、誰と過ごすか、どんな時間に変えていくか。

それがちゃんとできていたら、「いい終わり方だったな」って思える気がする。


最後に:お金よりも大事なもの

55歳でFIREできたとき、いちばん後悔したくないのは「時間の使い方」。

お金を使い切ることより、時間を大事にできていたかどうか。
そこに意識を向けていきたい。

投資は「始め方」も大事だけど、「終わらせ方」こそが人生の質を決める気がしている。

そのとき後悔しないように、いまから少しずつ考えておこうと思う。


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