2022年6月ごろ、私は竹内製作所の株を100株持っていました。
為替は1ドル135円。歴史的な円安。
ニュースやSNSでは、
「そろそろ円高に戻るぞ」
という情報が飛び交っていた時期です。
そんなの見ちゃったら、もう落ち着いてホールドなんてできません。
「これは逃げといたほうが安全かも…」とビビって売却しました。
利益は出ました。出たんですけど…。
売ったあとにやってきた「竹内ショック」
その後ですよ。株価、さらに20万円分くらい上昇。
「え、ちょっと…」って最初は見てましたが、もう耐えられなくなって株価チェックをやめました。
でも人間の脳ってズルいもんで、
「もし売らなかったら…」って計算だけはしっかりやっちゃう。
で、さらに凹む。
後悔回避という投資家あるある
これ、心理学でいう**後悔回避(Regret Aversion)**ってやつです。
損するのも嫌だけど、「得られたはずの利益を逃す」のも同じくらい痛い。
投資家なら、誰でも一度は経験する現象じゃないでしょうか。
売らなくていい投資にシフト
その経験から、私は**「売らなくていい投資」**をもっと重視することにしました。
もともとインデックス投資はやっていましたが、個別株を持っていると
- 国内株の比率が高くなりすぎる
- 売買タイミングに悩んでしまう
という問題がありました。
インデックス投資なら基本は長期保有。
値動きに一喜一憂せず、積み立てて放置するだけ。
竹内製作所みたいな「売ったあと爆上げ」の悲劇が起きません。
いや、正確には**「起きても気づかない」**ので、精神衛生上とても良いです(笑)。
ちょっとだけ刺激も欲しいときは…
もちろん、インデックスだけだと物足りない瞬間もあります。
そんなときは、資産全体に影響がないくらいのほんの少額で、レバレッジ型インデックスをちょこっと買ってます。
これがちょうどいいスパイス。
カレーに福神漬けをのせる感覚ですね。
別になくてもいいけど、あると楽しい。
竹内ショックからの学び
竹内製作所の件は、当時はショックでしたが、今思えばいい学びでした。
株価は自分の思惑なんて関係なく動くし、予想が当たるかどうかはほぼ運。
だったら、長期的に報われやすい仕組みのほうに全力を置いて、余力で遊ぶくらいがちょうどいい。
今はインデックスをコツコツ積み立てつつ、ときどき刺激を加えて楽しむスタイル。
もう、あの日の「竹内ショック」で胃がキリキリすることもありません。
…まあ、たまに株価を見返して「あ〜あ」とは思いますけどね(笑)。
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最後に一言。投資は自己責任が基本です。このブログは私の思考のアウトプット。皆さんもよく考えて、楽しく賢く資産運用してください!
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