「資産は攻め、現金は守り」──僕が生活防衛資金200万円を死守する理由

資産管理

「投資は攻め。現金は守り。」
そんな言葉が、自分の資産管理スタイルを一番よく表しているかもしれません。

FIREを目指してインデックス投資を続けている僕ですが、それと同じくらい大事にしているのが、生活防衛資金という“守り”の資産です。


■ 生活費30万円。ただし投資は含まず

うちの月々の生活費はざっくり30万円くらい。
ただ、これはあくまで生活費ベースであって、毎月の投資額(たとえばオルカンへの積立15万円など)は含んでいません。

もし仕事を突然辞めることになっても、「生活費30万円×6カ月分=180万円〜200万円」くらいは、手元に現金で確保しておきたい
これが僕の「死守ライン」です。


■ ボーナスで現金が増える“波”がちょうどいい

ボーナスが出る月には、現金が一時的に300万円を超えることもあります。
でも、その後はじわじわと生活費や教育費などで減っていき、次のボーナス前にはまた200万円ラインに近づく……そんな波のような現金の動きをしています。

このリズムが、思ったよりちょうどいい。
必要以上に現金を抱えることもなく、かといって不安になるほど減ることもない。

投資にまわせる余剰資金がある時だけ、コツコツと積み立て。
それ以外は「守る」を最優先にする。
そんなサイクルが自然とできている気がします。


■ 株高の今、「現金を多めに持ちたい」という心の揺れ

正直に言えば、最近のように株価が絶好調のときは「今は現金を多めにしておいたほうがいいんじゃないか?」と考えることもあります。

でも、それって結局「今高いから、あとで下がるかも」というタイミング投資の誘惑なんですよね。

そんな時に思い出すのが、『敗者のゲーム』の一節です。
「プロでも相場の先は読めない。読もうとすること自体が敗者の戦略だ」と。

……うん、たしかにそのとおりだな、と(笑)
なので、僕はこう考えるようにしています。

✅ 現金が死守ライン(200万円)を割らなければ、あとは投資してOK。
✅ 株価の上下に左右されず、機械的に積立を続ける。

これだけ守っていれば、インデックス投資における「最大の敵=感情」を封じ込められるんじゃないかなと。


■ ピラミッドで考える「資産の構造」

ピラミッドの下には現金や預金。その上にオルカンやS&P500といったインデックス投資。そして頂点には、TQQQやTMFといったレバレッジETFや仮想通貨などの“遊び枠”があります。

この構造で大事にしているのが、「現金の防衛ラインを守って、あとはリスク資産で攻める」というスタンス。

現金=守備力。
リスク資産=攻撃力。
そのバランスを崩さなければ、FIREというゴールにもきっと近づけるはず。


まとめ

投資というと「どれだけ増やせるか?」に目が行きがちだけど、
僕は「減らさないこと」も同じくらい大事だと思っています。

特に家庭持ちで子どもが2人いれば、生活や教育にかかるお金は相当なもの。
だからこそ、“攻めすぎない勇気”も必要なんですよね。

「資産は攻め、現金は守り。」

この考え方を忘れずに、これからもFIREの道を歩いていきたいと思っています。


📩 ブログ読者限定のお得情報や、月1回の資産推移報告も発信中!
X(旧Twitter)やブログをフォローして、いっしょに資産形成していきましょう。

👉 ブログトップページへ戻る
👉 X(旧Twitter)もフォローする

最後に一言。投資は自己責任が基本です。このブログは私の思考のアウトプット。皆さんもよく考えて、楽しく賢く資産運用してください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました