2023年8月。僕は、インド株ETFの「EPI」と、新興国株ETFの「VWO」の2つを購入していました。(いつ購入したかは覚えていません。)
そこから2025年6月まで、追加購入は一切なし。ただひたすらにホールドし続けました。
その結果をグラフにしてみたところ、面白い傾向が見えてきました。
結論から言うと、「EPIの方が圧倒的にパフォーマンスが良かった」です。
でも、これって本当にEPIが優れていたからでしょうか?
今回は、一括投資と積立投資、両方の視点からこの2つのETFを比べてみます。
実際のグラフはこうだった

EPIは2023年末からググッと伸びて、2024年5月にはピークの約42万円に到達。その後やや下落するものの、2025年6月時点でも約37万円と、最初の約29万円に比べて明らかに成長しています。
一方のVWOは、ゆるやかに上下しながらも堅実に上昇し、最終的には約26万円に。
この結果だけを見ると、「EPI最強!」となりそうですが、実はちょっと待った。
積立していたら結果は逆転?
「もし、2023年8月から毎月1万円ずつ積立していたら、今どれくらいのリターンだったか?」
この疑問をもとに、生成AI(ChatGPT)と一緒に過去の価格推移をもとに近似データを作り、シミュレーションを行ってみました。
- 積立期間:2023年8月〜2025年6月(23カ月間)
- 積立額:毎月1万円、合計23万円
- 価格推移:実際のグラフを参考にしたAI推定値を使用
その結果がこちら。
【EPI】
評価額:約241,654円
含み益:約11,654円
リターン:約+5.0%
【VWO】
評価額:約243,872円
含み益:約13,872円
リターン:約+6.0%
…なんと、積立ならVWOの方がリターンが良かったという結果になりました。
なぜこんな逆転が起きたのか?
積立投資では、「安いときに多く買って、高いときに少なく買う」という仕組みが基本です。
EPIは途中から一気に上がって、しばらく高値圏が続いたため、高い価格で多く買ってしまったことが影響したようです。
逆にVWOはずっとゆるやかに動いていたため、購入単価が平準化されやすく、積立のメリットが活かされました。
結局どっちがいいの?
一括で買うなら、ボラティリティの高いEPIは魅力的です。短期的に爆発する可能性があります。
でも、積立するなら安定したVWOの方が効果が出やすい場面もある。
要するに、「どれを買うか」だけじゃなく、「どう買うか」も大事なんです。
僕の投資スタンスは…
今回の比較で改めて思ったのは、どんなETFも「積み方次第で結果が変わる」ということ。
相場に敏感になるよりも、自分の投資スタイルに合った方法を継続することの方が、長期的には結果に差が出るのかもしれません。
ちなみに僕は、オルカンに毎月積み立て中。インド株にも期待しつつ、分散を意識して投資してます。
以上、「EPIとVWO、2年間のリアルな成績比較」でした。
生成AIのおかげで、過去データを元にしたシミュレーションもすばやくできるようになり、個人投資家の分析力もますます強化される時代ですね。
インド株、気になるけどちょっと怖い。そんな方にこそ、今日の内容が参考になればうれしいです。
📩 ブログ読者限定のお得情報や、月1回の資産推移報告も発信中!
X(旧Twitter)やブログをフォローして、いっしょに資産形成していきましょう。
👉 ブログトップページへ戻る
👉 X(旧Twitter)もフォローする
最後に一言。投資は自己責任が基本です。このブログは私の思考のアウトプット。皆さんもよく考えて、楽しく賢く資産運用してください!
コメント