2021年2月、僕の資産のほとんどは現金でした。
なんと、比率で言うと90%以上。超・現金派です。
でも、2021年後半から考えが変わってきました。
「このまま現金で持ってても、増えないどころかインフレで目減りしていくだけだな…」
そう思った僕は、投資に本格的に資金を回し始めました。
多いときで、月に70万〜80万円。
もはや“突っ込む”という表現がふさわしい勢いで、株式市場に資金を投入していきました。
本格的な投資フェーズへ
2021年後半〜2022年前半にかけて、現金比率は急降下。
この時期のグラフを見ると、まるでジェットコースターのように落ちていきます(笑)
とはいえ、無計画だったわけではありません。
必要な生活防衛資金はしっかりキープした上で、使わないお金を未来の自分に託したつもりです。
投資対象は主にインデックスファンド(オルカンやS&P500)、それに少し日本株。
一気に資産全体のバランスが「守り」から「攻め」へと変わっていきました。
グラフが語る、人生のイベント
下のグラフは、僕の「現金比率」の推移です。
4年半の記録を、ひと月ごとにまとめました。

見どころは2つあります。
ひとつは2024年8月。
この時期だけ、グッと現金比率が上昇しています。実はこの月、転職をして退職金が振り込まれたんです。
もうひとつは、各年の12月。ボーナスの支給&年末調整で一時的に現金が増えました。
こうして見ると、グラフは資産の変化だけでなく、人生の節目までも物語ってくれるんですね。
初心者向け:現金比率ってなに?
ここで言う「現金比率」とは、資産全体の中で現金がどれくらいの割合を占めているか、という指標です。
たとえば、総資産が1,000万円で、現金が200万円あるなら「現金比率は20%」ということになります。
この比率が高ければ高いほど、
・値動きのある資産に影響されにくく
・すぐに使える資金が多い
という安心感があります。
逆に比率が低いと、資産は増えやすくなる一方で、
・価格変動のリスクが高まり
・急な出費に備える余力が少ない
というデメリットも。
正解は人それぞれですが、まずは生活費の3〜6か月分を現金でキープしておく、という考え方が初心者にはおすすめです。
現金比率が下がった今、思うこと
2025年6月時点で、現金比率はおよそ10%前後。
“現金王”だった僕も、今やすっかり“投資家”になりました。
でも、正直に言うと、ここまで来るのはちょっと怖かった。
暴落が来たらどうしよう。
円安が進みすぎたら?
想定外の出費があったら…?
そういった不安もあったけれど、振り返ってみると「投資に踏み出してよかった」と心から思っています。
現金比率は下がったけど、安心感はむしろ増した。
お金が“未来を育てる力”になった実感があります。
さいごに
投資は自己責任。でも、自己決定には価値がある。
これからも市場と対話しながら、ゆるやかに資産形成を続けていく予定です。
現金の割合も含めて、「自分らしい配分」を探していこうと思います。
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最後に一言。投資は自己責任が基本です。このブログは私の思考のアウトプット。皆さんもよく考えて、楽しく賢く資産運用してください!
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