幸せになれる“モノ”ってなんだろう?
最近買ってよかったなと思ったのは、ニューバランスの靴。
履き心地が良くて、履くたびにちょっと気分が上がる。
ワクワク感は1か月くらい。でも「買ってよかったな」と思える期間は、意外と長い。1年、2年と続くこともある。
ただし、時間が経つと自然と次の靴に目がいく。
“モノの幸せ”には、寿命があるのかもしれない。
一方で、“経験”はどうだろう?
家族旅行に行ったときの記憶は、今でもよく思い出す。
宿に着いた瞬間の子どもたちの笑顔、
サービスエリアで食べたカップラーメンの美味しさ、
車で橋を渡ったときのワクワク感。
不思議なことに、“経験”は終わったあとにこそ輝きを増す。
次の旅行の計画を立てるたびに、過去の旅をふと思い出す。
それがまた楽しさを何倍にもしてくれる。
“後悔”の重みがちがう
モノを買った後、「なんか無駄だったな…」と思うことはある。
けど、経験に対しては後悔の仕方がちょっと違う。
天気が悪かったり、トラブルがあっても、
「それも含めて、いい経験だった」と思えることが多い。
むしろ**“悪い経験ですら、良い思い出に変わる”**ことがあるのが不思議。
これはたぶん、思い出は物として残らないからこそ、
自由に“美化”できるからなんだろうなと思う。
自分にとっての“幸せな買い物”
FIREを目指すようになって、
「お金を使うときの基準」がだんだん変わってきた。
今、自分にとっての幸せな買い物って、
友達や家族と過ごす時間だったり、
美味しいものを食べる時間、初めての景色を味わう体験だったりする。
そして最近は、
“モノに残らないもの”こそ価値があると思うようになってきた。
たとえば、旅行の記憶や、学んだ知識。
感動した本の一節、笑った瞬間の感情。
そういった目に見えないものが、
人生の土台になってくれている気がする。
じゃあ、どっちが幸せなのか?
もし「モノ」か「経験」か、どちらかしか選べないなら、
僕は迷わず**“経験”を選ぶ**。
でも、モノも完全に否定する気はない。
お気に入りの靴があるから、歩いて旅にも出かけられる。
道具があるから、経験もより豊かになる。
だから大事なのは、
「自分にとって何が幸せにつながるのか」を見極めることだと思ってる。
最後に:今をどう生きるか?
子どもたちはどんどん大きくなる。
今日の「はじめて」は、今日しかない。
だからこそ、
**「思い出に残るお金の使い方」**を、
これからも家族と一緒に選んでいきたい。
未来のためにお金を貯めながら、
今という時間もちゃんと楽しむ。
そのバランスこそが、
FIREを目指す僕にとっての“本当の豊かさ”かもしれない。
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