株をやっていると、誰もが一度は直面する壁があります。それは「売るべきか、売らざるべきか」の判断。特にインデックス投資をしていると、利益が出たときよりも、暴落や下落時のほうがこの問いが重くのしかかりますよね。
僕も例外ではなく、暴落が起きるたびに「今回はどうする?」と自問自答します。けれど、振り返ってみると、暴落後に株価が復活したとき、毎回「売らなくてよかった」と心から思います。
売りたくなった瞬間、どう対処しているか?
正直、完全に売りたい衝動が襲ってくるわけではないんですが、「本当にこのままで大丈夫かな…?」と不安になる瞬間はあります。特に相場がある程度下がってきて、「まだまだ下がる」という噂を聞いたときです。
そんなときに僕がやるのは、冷静になるための工夫です。
- まずは月足チャートで長期の動きを確認します。短期の下落に目を奪われるより、長い目で見て右肩上がりのトレンドを再確認することで、気持ちが落ち着きます。
- 投資のバイブルのひとつである『敗者のゲーム』を読み返したり、現金比率の見直しに意識を向けます。これは資産全体のバランスを整えて、自分の精神的な安定を守るためです。
- あとは資産管理用のエクセルをアップデートしたり、最近ではPythonで自動化の仕組みを作ることにも取り組んでいます。こうやって頭を使いながら作業しているうちに、自然と株価が戻ってくることも多くて、精神的な負担が減るんですよね。
将棋に例える「売らない力」:序盤に玉を囲い、終盤を見据える
僕は投資を将棋に例えるのが好きです。序盤で玉を囲い守りを固めるように、現金比率や生活防衛資金を確保して資産の安全地帯を作ります。これが「売らない力」の土台です。
そして中盤から終盤にかけて、じっくり駒を進めるように長期投資で資産を育てていく。暴落という敵の攻撃が来たときも焦らず、玉の安全を第一に確認しながら動くのが肝心です。
売らないことのメリット・デメリット
売らずに我慢することで得られる最大のメリットは、市場の回復を逃さず資産が成長し続けること。短期的な下落に動揺して売ってしまうと、利益を取り逃がすリスクが高くなります。
ただ、デメリットもあります。不安に押しつぶされそうになることや、精神的なストレスがかかることです。だからこそ、僕は上で書いたような「気持ちの切り替え」や「資産管理作業」を大切にしています。
僕の投資哲学:「売らない力」が成功の鍵
僕が「これが自分の投資哲学だ!」と確信しているのは、売らない力は単なる我慢ではなく、玉を守る力そのものだということです。
投資はメンタル勝負。日々の値動きに一喜一憂するのではなく、長期の視点で冷静に構える力こそ最も大切。これを鍛えるために、チャート分析や読書、エクセルやPythonでの管理作業といった工夫を続けています。
この哲学を持つことで、精神的な安定が生まれ、結果的に大きな資産成長につながっていると感じています。
まとめ:売らない力は筋トレと同じ
インデックス投資で一番大事なのは、売らない力=「忍耐力」と「冷静さ」です。これって筋トレと似ていて、毎日の積み重ねで強くなります。
これからも僕と一緒に、ゆるく、でも確実に資産を育てていきましょう!
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