「投資って、お金に余裕がある人がやるものでしょ?」
そう思っていた時期が、私にもありました。
新入社員のころ、私は手取り18万円で一人暮らし。
生活はカツカツというほどではなかったけれど、服や趣味にはわりとお金をかけていて、貯金もボーナスを含めて年間100万円ほど。
特に無駄遣いはしていないつもりだったけど、今思えば「なんとなく流れていくお金」が多かったように思います。
実はその頃から、投資には少し興味がありました。
20代の頃に株の本を一冊買ったこともありましたが、難しそうでそのまま放置。
それでもずっと頭の片隅に「投資、やってみたいな」という気持ちはあって、でも同時に「親がリーマンショックで大損した」記憶もあって、怖くて踏み出せませんでした。
結局、実際に投資を始めたのは30歳になってから。
ようやく、やさしく書かれた初心者向けの投資本に出会って「これなら自分にもできそう」と思えたんです。
最初に買ったのは北の達人コーポレーションという個別株。
今思えば「なんでこれにした?」って感じですが、特に深い理由もなく、ちょっとしたノリで買ったような記憶があります。
案の定、株価はズルズルと下がり、最終的に60%近くマイナスで売却。
金額が小さかったので大きな痛手にはなりませんでしたが、「ちゃんと勉強しないと投資は危ないな」と思い知った経験でした。
インデックスファンドを、少額でも積み立てなさい
当時、インデックス投資という言葉は耳にしていました。
「なんか分散されてていいらしい」みたいな、ふわっとした理解だけ。
「それってどうやって買うの?」「証券口座ってどうやって開くの?」
そんな疑問が浮かんでは、「まぁいっか」と流してしまっていました。
でも実際は、毎月500円からでも積立NISAを使って投資信託を買うことができたし、楽天ポイントを使った“ノーリスク投資”で練習することもできた。
それを知らなかったこと、行動しなかったことを今でも少し後悔しています。
それでも、遅すぎることはない
30歳でようやく始めた投資だけど、それでも今では2,500万円以上の資産を築くことができています。
重要なのは「金額の大きさ」ではなく、「始めること」と「続けること」。
最初は月に1万円でもいい。
むしろ、金額が小さいうちにいろいろ失敗した方が、のちのち大きなお金を扱うときに活きてきます。
それに、若いうちこそ「自己投資」も大切。
投資の本を1冊読むだけでも、未来の行動が大きく変わる。
最初はカンタンな本でいいんです。
少しずつ、理解を深めていけば大丈夫。
まとめ:未来の自分を、今日の小さな一歩が変える
- 手取り18万円、貯金ゼロでも資産運用はできる
- 最初は生活防衛資金を10万円目安で確保
- 投資の練習は“楽天ポイント”や“少額積立”でOK
- むずかしいことより「やってみる」ことが大切
- 本は「読みやすいものから」で全然OK!
今から始めるあなたは、当時の私より何歩も先にいるかもしれません。
大丈夫。コツコツ続ければ、ちゃんと道は開けていきます。
未来のあなたが「あの時の自分、よくやったな」って思えるように、まずは今日、証券口座の開設から始めてみませんか?
✅ 次にやること
- 楽天証券やSBI証券で口座開設を検討
- 積立NISAの対象ファンドをチェック
- 初心者向けの投資本を1冊読む
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